続編です。これだけでも読めます(たぶん)
①↓
実家で見つけた3本のフィルムを現像に出した。
持ち込んだのはビックカメラ。社内工房があり即日で現像できるらしい。すごい。
古いのでどれだけきちんと写っているかわからないため、
現像+インデックス印刷、がおすすめ、とのこと。それでお願いした。
問題になったのが「ダイソーカラーフィルム」。
さすがにあまり取り扱いが無いらしく、自社ではできないため外注になる、
外注でもできるかわからないのでとりあえず出して聞いてみます、とのこと。
伝票を書いてフィルムを預ける。
社内で現像できる2本は3時間後くらい、外注の1本は土日祝を開けて平日に結果がわかる、ってところでその日はおしまい。
その翌々日、電話をいただいた。
外注に出したダイソーカラーフィルムは現像できない、という旨だった。
現像するにもいくつかの方法があり、そのプロセス表記がない、ということらしい。
そして次の日、現像したフィルムを受け取りに行った。
ダイソーの1本は預かり用の紙袋の中にそのままの姿で返された。
フィルムカメラの中に入れっぱなしになっていた1本は、真っ暗で何も残っていなかった。
27枚撮りのフィルムの中に残されていたはずのなにかしらの記憶が消えてなくなった。
「思い出がなくなった瞬間」をはっきり知覚したのははじめてだ。
もう1本。撮り切ってカメラから外され、そのままだったフィルム。
相当暗くぼんやりしているが、プリントされたインデックスにはヤマハの発表会らしき写真が並ぶ。
ネガはカットされずロールのまま返却された。
暗くてコマの切れ目が不鮮明なため、らしい。
とりあえず、この1本は自分でカットして持ち込めば印刷はしてもらえるらしい。
ちょっとググったけどよくわかんなかったのでそのうちやる気がでたらやる。
明るさが足りないとそうなるらしく、星空の写真とかでありがちなことらしい。
ダメもとだったけど、フィルム2本分の思い出(?)が消えていたショックでかなりやる気を失ってしまった……。フィルムの切り方、ダイソーカラーフィルムの現像について有識者がいたら教えてください。
次回は使いかけの使い捨てカメラを撮り切った後か、このネガをカットしたころ。